心の深層?

2012年12月26日 18:32

エーリッヒ・ノイマン著 「女性の深層」という

本を読みました。


おもしろい本でした。


著者は、医師であり・分析心理学者だった方です。


内容は、

「男性の中にも女性的なものが存在し、

 女性の中にも男性的なものが存在することを示したのは

 ユングである。

 著者はこの知見をさらに深め、

 女性的なもの、母性的なものが個人、集団、文化の中で

 果たす役割を追究する。」
 
 (「本書について」より)

というものです。




この本によると

人の心の中には、意識(父権的意識)と無意識(母権的意識)があって、

文明が発達すると、意識ばかりが発達して、

神経症や自己疎外をもたらし、心の創造を損なうことがあるそうです。


もう一度、無意識との結びつきを取り戻すことが重要で、

無意識を通した意識から

今までと違った考えが浮かぶそうです。

(個人的な解釈です。)




詳しくは本に書いてありますが、

おもしろい発想でした。




私が思ったのは、理論(意識)と直感(無意識)。

直感で思いついたことを、深く追求していく感覚なのかなと

思いました。


そのほうが、得意なことを伸ばせて

自分に自信が持てるような気がします。








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