2014年12月21日

糖尿病のお客様②

前回、

糖尿病のお客様から伺った

血糖値が低下したお話を

書かせていただきました。


今回は、

どのような身体の働きが作用して

血糖値が下がったのか

私なりの考えを書いてみたいと

思います。


ご存じのように糖尿病は、

血糖値が高くなる病気です。

身体の正常な働きでは

血糖値が上がると、膵臓でインスリンというホルモンが

出てきます。

そのホルモンが肝臓や筋肉などの組織に届くと

インスリンがこれらの器官に作用して

血糖の取り込みをすることになります。

そして血糖値が下がります。

このしくみが正常に機能しないために

血糖値が高くなるのが糖尿病です。



このとき

正常に機能していない身体の働きは、

大きく分けて2つあります。

①には

膵臓でインスリンをうまく作ることができないため

インスリン不足になる。



②には

インスリンは分泌されているけれど、

肝臓や筋肉、脂肪組織で

血糖の取り込みが作動しない(インスリン抵抗性)。




お客様はインスリンを注射されてますので

①のしくみが改善したのではないと

思います。

そうすると②のしくみ、

肝臓や筋肉などで血糖の取り込み作業の効率が

上がったためという事になるかと思います。


では、糖尿病の場合

なぜ②しくみがうまく働かなくなるのでしょうか?



細かなことはありますが

大きくみると

身体の機能低下や

血液・リンパの循環が悪くなることで

身体の中に老廃物が蓄積して

インスリンが肝臓や筋肉に届きにくい

もしくは

肝臓や筋肉細胞にあるインスリンを受け入れる

窓口の周辺に老廃物が蓄積して

機能しなくなっている


ということが考えられます。



私の整体では

身体の大きな捻じれを整えて

全身の骨格をバランスよくしていくことで

血液やリンパの循環を改善して

老廃物の蓄積を防ぐことを

目標としています。


今回のお客様も

身体の循環が改善して

老廃物の蓄積を防ぐことで

肝臓や筋肉組織の血糖の取り込みが

スムーズになったと思います。



ただ身体の働きには個人差があるため

糖尿病をお持ちの皆さんが

同じような改善があるとは限りません。

しかし

「老廃物を蓄積させない」ことは

どなたでも共通して大切なことだと

思います。










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